【失禁ムレ対策】皮膚トラブルの原因と対策について

介護DX

介護をしている方にとって、排泄後の皮膚の湿り気やムレ、それに伴うかぶれは、要介護者の苦痛につながる深刻な問題です。多くの介護者が、排泄ケアにおいて目に見えない皮膚のトラブルと日々戦っています。

この皮膚トラブルは単なるおむつかぶれではなく、医学的には失禁関連皮膚炎 IAD: Incontinence-Associated Dermatitis と呼ばれる病態です。IADは尿または便、あるいはその両方が皮膚に接触することで発生する炎症であり、紅斑、びらん、潰瘍といった症状を伴い、痛みを引き起こします。

本記事では、多くの製品が謳う通気性の良さだけでは解決できない、皮膚トラブルの真の原因であるパッドの 逆戻り 現象と、それを防ぐ吸収体の科学について解説します。科学的根拠に基づいた製品選びと適切なスキンケアの知識を持つことで、介護者の方が、皮膚の健全性を維持するための情報武装した意思決定者となるための一助となることを目指します。

失禁ムレによる皮膚トラブル:IADの発生メカニズムと原因

失禁関連皮膚炎 IAD は、排泄物が皮膚に接触することで、皮膚のバリア機能が低下し、炎症が生じることで発生します。

皮膚のふやけ:浸軟とバリア機能の低下

おむつの中は、尿や汗によって高温多湿な環境になりがちです。皮膚が水分を過剰に含み軟化する状態を浸軟 といいます。高齢者の皮膚は加齢により表皮が薄くドライスキンであるため、バリア機能や物理的抵抗力が低下しています。このような脆弱な皮膚が浸軟すると、角質細胞の結びつきがルーズになり、皮膚のバリア機能が著しく低下します。浸軟した皮膚は非常に傷つきやすくなります。

排泄物による化学的刺激

皮膚に深刻なダメージを与えるのは、排泄物に含まれる化学的刺激物です。

  • 尿の刺激
    尿素がアンモニアに変化すると、強い刺激となり一次刺激性接触皮膚炎の原因となります。また、皮膚のpHを上昇させることで、さらなる皮膚トラブルを引き起こします。
  • 便の刺激
    便には消化酵素や細菌が多く含まれています。特に、腸管での水分吸収が不十分な軟便や水様便は、多くの消化酵素を含むため、さらに強い刺激となります。消化酵素は真皮層にまで浸透し、皮膚表面だけでなく組織の内側からも傷害を引き起こすことがあります。

物理的刺激と悪循環

浸軟により脆弱になった皮膚に、わずかな摩擦やズレといった物理的な力が加わるだけでも大きなダメージを受け、すぐに発赤やびらんなどができてしまいます。

  • 摩擦と清拭
    パッドのギャザーや体動 姿勢の変化 などによる摩擦やズレ、排泄物を拭き取ろうとゴシゴシこすること 過度の洗浄・ふき取り も皮膚を傷つける原因となります。傷ついた皮膚は排泄物の刺激をより受けやすくなり、炎症が悪化する悪循環に陥ります。
  • 細菌 真菌の増殖
    高温多湿な環境は、カンジダ症などの細菌や真菌にとっても増殖しやすい環境です。

皮膚トラブルのリスク要因

IADの発生リスクを高める要因には、全身状態や皮膚の脆弱化、そして排泄物による湿潤環境の悪化が挙げられます。全身的なリスク要因としては、低栄養状態、血糖コントロール不良な糖尿病、免疫抑制剤や抗がん薬、ステロイド剤、抗菌薬などの使用、ドライスキン、浮腫などが含まれます。また、皮膚のたるみや股関節の開排制限、長時間の同一体位による圧迫、そして過度の洗浄や介護力不足もリスクとなります。

ムレの核心:逆戻りを防ぐ吸収体の科学

多くの介護者が悩むムレや不快な湿り気の根本原因は、単なる通気性だけでなく、パッドの吸収体の性能に深く関わっています。

紙おむつの基本構造

大人用紙おむつや尿とりパッドは、いくつかの層が重なった複雑な構造をしています。

  • 表面材
    直接肌に触れる部分で、尿を素早く吸水材に送り込み、表面材自体は濡れにくくサラッとした状態を保つよう工夫されています。
  • 吸水材
    吸収紙、綿状パルプ、高分子吸収ポリマー SAP の組み合わせで構成され、尿を吸収し、確実に取り込んで後戻りをさせない工夫がされています。
  • 防水材
    おむつの外側を覆い、尿のもれを防ぐシートです。高機能な製品では、水分は通さず水蒸気のみを通す通気性シートが採用され、ムレを外に逃がす役割を果たします。

高分子吸収ポリマーSAPの働き

吸水材の要となるのが高分子吸収ポリマーSAPです。

  • 尿をゼリー状に固める仕組み
    SAPは網目状の分子構造を持ち、その内部に多く含まれるナトリウムイオン 塩分 と外側の尿との間に生じる浸透圧の原理により、尿中の水分が強力に引き込まれます。水分を吸収したSAPは、自重の50倍から100倍もの尿を保持するゼリー状に変化します。
  • 逆戻り防止の役割
    このゼリー化によって、一度吸収した尿を物理的に閉じ込めるため、布おむつに比べて表面のサラサラ感が保たれます。

致命的な機能不全:逆戻りの発生とSAPの密度

一度吸収した尿が、利用者が座ったり寝返りを打ったりする際に加わる外部の圧力によって、再びパッド表面に滲み出てくる現象を 逆戻り といいます。逆戻りした尿は肌に直接触れ、ムレや IAD の最大の原因となります。

  • 逆戻りを防ぐポリマーの品質
    逆戻りのしやすさは、吸収体コアに含まれるSAPの特性に大きく左右されます。単にSAPの量が多ければ良いわけではありません。高品質なSAPは、分子の網目構造がより密で強固に結合 架橋 しており、水分を吸収してできるゲルが硬く弾力性があります。このしっかりとしたゲルは、外部の圧力に対して変形しにくく、水分を再放出するのを効果的に防ぐのです。パッドを選ぶ際は、SAPの量だけでなく、密度や品質が逆戻り防止性能を決定づける重要な要素となります。

通気性と逆戻り防止の違い

介護者が感じるいつまでも湿っている という感覚は、通気性の問題だけでなく、むしろ液体の尿の逆戻りが持続的に発生している結果である可能性が高いです。

  • 通気性とは
    バックシートの機能であり、水蒸気 湿気 を外に逃がして、おむつ内の湿度を下げる役割です。
  • 逆戻り防止とは
    吸収体コアの機能であり、圧力がかかっても尿が表面に染み出すのを防ぐことです。

肌に深刻なダメージを与えるのは、化学的刺激物を含む液体としての尿です。したがって、IAD予防の観点からは、通気性という言葉だけでなく 逆戻りの少なさ を最優先で評価し、パッドを選ぶことが極めて合理的です。通気性は快適性に、逆戻り抑制はIAD予防に直結するため、両立する製品を選ぶのが望ましいといえます。

IAD予防のためのパッド選択と統合的スキンケア

IAD予防を成功させるためには、逆戻り性能に優れたパッドを正しく選び、それを適切な技術で使うという統合的な戦略が必要です。

科学的根拠に基づくパッドの選び方

パッドを選ぶ際には、使用者の身体の状態 日常生活動作レベル 、身体のサイズ、失禁の量を考慮し、適切なものを選ぶことが大切です。

  • 逆戻り防止性能の重視
    IAD予防の基盤は、客観的なデータに基づき 逆戻りが少ない と評価されている高機能なパッドを選択することです。
  • 吸収量の確認
    夜間など長時間使用する場合や、尿漏れの頻度が高い場合は、4回分以上の大容量を吸水できるパッドが勧められます。ただし、衛生面から排尿のたびに交換することが大前提であるため、6回から12回吸収の商品を使用するのは夜用にとどめるのが良いでしょう。
  • 形状と性別の適合
    尿とりパッドは、男女兼用が多く販売されています。前後どちらかの幅が広いタイプの場合、女性は幅の広いほうを後ろ側 お尻側 に、男性は幅の広いほうを前側 お腹側 に当てて使用すると、よりフィットしやすいです。男性は男性用の尿とりパッドの使用を検討することも有用です。
  • 重ね付けの禁止
    漏れを防ぐためにパッドを何枚も重ねることは、通気性を損ない、浸軟を助長するため、絶対に避けるべき行為です。パッドの片面は防水シート仕様のため、重ねても上層の尿が下層に浸透せず、かえってモレの原因にもなります。メーカーや業界の公式ガイドでも、重ね付けは推奨されていません。
  • 正しい装着
    パッドを広げる際に縦に振ると、高分子吸収ポリマーの粉末が偏り、吸収体が崩れて性能を活かせなくなる可能性があります。パッドの立体ギャザーは、尿をせき止める防波堤の役割をするため、使用前にしっかり立ててそけい部に沿わせるように当てると、モレを防ぐのに効果的です。
  • 交換頻度の徹底
    尿とりパッドは排尿のたびに交換し、外側の紙おむつは汚れたら交換します。汚染がある場合は早期に交換して、皮膚への化学的刺激の接触時間を最小化します。

IAD予防のための4ステップスキンケア

優れたパッドを選択した上で、以下の4ステップのスキンケアを実践することで、皮膚のバリア機能を保持し、IADのリスクを最小限に抑えます。

ステップ1「清拭」:排泄物を取り除く

清拭は、皮膚に付着した排泄物 便 尿 を拭き取ることです。

  • 清拭のタイミングと方法
    排泄 失禁 のたびに行うことが望ましいです。皮膚への機械的刺激を最小限にするため、強く擦らず、オイル含有のウェットワイプ や皮膚清拭剤 などを用いて優しく押さえ拭きをします。タオルは機械的刺激が大きいため使用を控えます。清拭だけで排泄物の除去が困難な場合は、微温湯で洗い流します。

ステップ2「洗浄」:皮膚を清潔に保つ

洗浄は、皮膚に付着した排泄物や垢などの汚れを洗い流すことです。

  • 洗浄のタイミングと方法
    皮膚洗浄剤を用いた洗浄は、皮膚の皮脂を奪い乾燥を招くため、1日1回を目安とし、それ以外は微温湯を使用します。洗浄時には、皮膚に与える化学的刺激を最小限にするために、弱酸性の皮膚洗浄剤 pH4.0〜6.8 を選びます。泡状の洗浄剤は、泡を用いて手指で優しく洗うようにします。スポンジやナイロンタオルの使用は避けましょう。洗浄剤が残らないように十分に微温湯で洗い流し、水分は擦らず押さえ拭きをします。皮膚が密着している部位 鼠径部など は、皮膚を広げて丁寧に洗浄します。痛みを伴う場合は温めた生理食塩水を使用することも検討されます。

ステップ3「保湿」:皮膚バリア機能の補完

保湿は、皮膚の水分蒸散を防ぎ、皮膚の水分を保持することで皮膚のバリア機能を保持することです。

  • 保湿剤の種類と塗布方法
    保湿剤は、皮膚からの水分蒸散を防ぐエモリエント効果 のある成分 ワセリン、オリーブ油、スクワランなど が主であるものを使用します。塗布する際は、皮膚を擦らないように手掌全体で優しく広げ、皮膚を押さえるように塗布します。尿素など、皮膚を浸軟させる水分保持機能の強い保湿剤は、失禁部位への使用は避けるべきです。保湿は洗浄後あるいは入浴後に1日1回以上行います。

ステップ4 「保護」:撥水バリアの形成

保護は、皮膚表面に保護膜を形成し、排泄物の皮膚への付着を防ぐことです。

  • 保護剤の使用とタイミング
    特に軟便 2点 、水様便 3点 、尿の感染の疑い 2点 など、排泄物の刺激が強い場合には、標準的スキンケアに 保護 を追加します。撥水性皮膚保護剤 ワセリン、ジメチコンなど や、皮膚被膜剤 アクリル系共重合体など を使用し、排泄物が付着しうる部位のすべてに塗布します。
  • 保護剤の除去
    皮膚保護剤は、清拭や洗浄、おむつ交換のたびにすべて除去する必要はなく、撥水効果がなくなったことを確認して追加で使用します。撥水性保護剤は粘着製品の接着を困難にするため、褥瘡などの創傷がありドレッシング材の固定が必要な場合は皮膚被膜剤の使用が推奨されます。

IADの重症度と専門家への相談

皮膚トラブルが発生した場合、その重症度を正確に評価し、必要に応じて専門家に相談することが早期解決につながります。

IADの重症度評価 IAD重症度判定スケール(IAD-set)

IADの重症度を客観的に評価するツールとして、IAD重症度判定スケール(IAD-set)が用いられることがあります。これは、皮膚の状態と付着する排泄物のタイプを点数化して評価します。

皮膚の状態のアセスメント

皮膚障害の程度を0点から3点で採点します。

  • 0点: 皮膚障害なし
  • 1点: 紅斑 発赤
  • 2点: びらん 皮膚欠損が生じ、健常部位と皮膚欠損部位の高さが同じ
  • 3点: 潰瘍 皮膚欠損が生じ、健常部位と皮膚欠損部位に段差がある

同一部位に複数の症状が混在する場合は、より重症な症状の点数 紅斑とびらんの場合はびらんの2点、びらんと潰瘍の場合は潰瘍の3点 を選びます。

排泄物のタイプのアセスメント

皮膚に付着する排泄物を点数化します。

  • 便
    有形便 1点、軟便 2点、水様便 3点 と評価されます。ブリストルスケールでタイプ5および6が軟便、タイプ7が水様便に該当します。
  • 尿
    正常な尿 1点 と、感染の疑い 2点 で採点されます。強い臭気を伴う尿 アンモニア臭 は脱水や食事等でも生じ得ますが、尿素分解酵素産生菌の関与による感染の可能性もあるため、感染の疑いの判断材料とします。

皮膚障害の程度に応じた管理と専門家への相談

紅斑の管理

清拭、洗浄、保湿といった標準的スキンケアを行い、撥水クリームや皮膚被膜剤を用いた保護を行います。浮腫や皮膚が脆弱な状態の場合は、機械的刺激を避けるためオイルを用いて優しく清拭します。上記の保護を行っても痛みを伴う場合は、主治医もしくは皮膚科医に相談します。

びらんの管理

排泄物の付着を防ぐことを原則とし、標準的スキンケアに加え、保護を強化します。

  • 保護
    粉状皮膚保護剤 CMC系 を散布した後、余分な粉を払い、粉が密着した上から皮膚被膜剤 を塗布します。粉状皮膚保護剤は水分を吸ってゼリー状になり、創面を保護し、痛みの緩和にもつながります。びらん面に付着したパウダーは、創面の安静保持のため次回以降の洗浄時に無理に除去せず、その上からパウダーを追加散布します。
  • 痛みに対するケア
    洗浄時に痛みを伴う場合は、温めた生理食塩水を使用します。痛みが続く場合は、主治医もしくは皮膚科医に相談します。

潰瘍の管理

潰瘍が生じた場合は、IADと類似する潰瘍 乳房外パジェット病、有棘細胞癌、クローン病、熱傷、梅毒、軟性下疳、カンジダ症など を鑑別するために、皮膚科医に相談します。

  • 治療と保護
    皮膚科医よりIADと診断された場合は、医師の指示する外用薬を使用し、湿潤環境による治癒促進を図ります。排泄物によって潰瘍部が汚染される場合は、ストーマ用板状皮膚保護剤 や創傷被覆材 の使用を医師に相談します。滲出液が多い場合は、アルギン酸塩やハイドロファイバーを創内に充填し滲出液の管理を行います。これらの高機能材は、医療者の評価と指示のもとで使用します。明らかな創感染を有する場合は使用できません。

カンジダ症の疑いへの対応

病変部の境界が不鮮明な紅斑とびらんがあり、時に鱗屑を伴う状況がカンジダ症の疑いとされます。感染徴候が確認されたら、真菌感染の有無を診断するために、主治医もしくは皮膚科医に相談します。感染が確定した場合は、医師の指示のもと治療を行い、陰部洗浄や入浴により病変部を清潔に保ちます。過度な湿潤を防ぐために、失禁後は直ちにおむつを交換し、適宜、短時間で安全確保の範囲に限って空気浴を行います。

排泄物管理に関する専門家への相談

便の性状の検討や、排便・排尿コントロールが困難な場合は、消化器内科、泌尿器科医、皮膚・排泄ケア認定看護師 WOCナース 、または専門の研修を修了した看護師などへ相談 コンサルテーション します。軟便や水様便が持続する場合、軟便専用パッド や、装着型肛門用装具 の使用を検討します。非感染性の下痢で水様便が持続する場合は、軟便専用パッドとポリエステル繊維綿 との組み合わせで便の付着を防ぐ方法もあります。感染性の下痢の場合は、感染管理の観点から持続的難治性下痢便ドレナージの実施が第一選択とされ、医療者の管理下で行われます。

まとめ

失禁による皮膚トラブル IAD は、排泄物による化学的刺激や、皮膚のふやけ 浸軟、そして摩擦やズレといった物理的刺激が複雑に絡み合って生じる病態です。介護者にとって、この問題を解決し、要介護者の快適さを守るための鍵は、高性能な製品の選択と、日々の適切なスキンケアを統合的に実施することにあります。

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逆戻り防止パッドの重要性

ムレやベタつきの真の原因は、パッドの通気性ではなく、尿が吸収体から再び表面に戻ってくる 逆戻り 現象にあります。逆戻りを最小限に抑えるためには、高分子吸収ポリマー SAP の量だけでなく、外部からの圧力がかかっても水分を再放出しない、ゲルの密度や品質が高い製品を選択することが最も効果的です。逆戻りが少なく通気性のよい高性能のパッドを使用することは、皮膚への刺激を避けるための防御の第一線となります。

スキンケアの基本原則

パッドの性能を最大限に活かし、皮膚のバリア機能を保つためには、 清拭、洗浄、保湿、保護 という4つのステップを徹底することが必要です。

  • 排泄があった際は、すぐに清拭を行い、皮膚への摩擦刺激を避けるため強く擦らず押さえ拭きをします。
  • 洗浄は弱酸性の洗浄剤を用い、過度な洗浄による皮膚バリアの破壊を防ぐため、1日1回を目安とします。
  • 洗浄後はエモリエント効果のある保湿剤で皮膚の乾燥を防ぎます。
  • 軟便や水様便、感染が疑われる尿の場合は、撥水性皮膚保護剤を塗布し、排泄物から皮膚を物理的に守るバリアを形成します。

継続的な観察と専門家との連携

皮膚の状態は常に変化しています。普段と違う皮膚の赤みが強い、痛みを訴える、びらんや潰瘍といった皮膚の欠損がある、カンジダ症が疑われる場合は、皮膚科医や皮膚・排泄ケア認定看護師 WOCナース などの専門家に速やかに相談し、適切な治療とケアを受けることが、早期の改善につながります。

日々の予防的なケアと、高機能な製品を適正に使うことが、要介護者の苦痛を軽減し、介護者の負担も減らす最良の対策となります。この知識を日々の介護に活かしてください。

参考文献

見出しで言及すべき専門分野サイト名/発行元記事/資料名(特定できた場合)
IADの定義と病態生理一般社団法人 日本創傷・オストミー・失禁管理学会失禁ケアについて
IADの病態生理、原因持田ヘルスケア株式会社おむつ皮膚炎やIADとは?予防や早期解決のためのスキンケア
IADの発生機序・鑑別福岡新水巻病院(皮膚・排泄ケア認定看護師 資料)IAD(失禁関連皮膚炎)対策に強くなろう!
IADの評価スケール一般社団法人 日本創傷・オストミー・失禁管理学会IAD-setに基づくIADの予防と管理 IADベストプラクティス
パッド構造と高分子吸収ポリマー(SAP)一般社団法人 日本衛生材料工業連合会紙おむつ・軽失禁について / 紙おむつの構造
SAPの性能(逆戻り防止)花王株式会社リリーフの想いとこだわり(高吸水性ポリマーのメカニズム、通気性シートのしくみ)
SAPの性能(逆戻り防止)ニチイ学館ニチイの吸水ケア用品 特長(高分子吸収ポリマーによる逆戻り防止)
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尿漏れパッド(軽失禁)の比較検証360LiFE(晋遊舎)吸水パッドのおすすめランキング24選。女性用の尿もれ対策で快適に使えるものをLDKが比較
スキンケア(洗浄・保護)アルケア株式会社オムツ内のスキントラブルの原因と対策|リモイス®バリア
スキンケア(洗浄・保湿・保護)ナース専科(看護roo!転載元)おむつを使用している患者さんへのスキンケア
IADの概念と複雑性マルホ株式会社maruho square:IAD(失禁関連皮膚炎)を知ろう!
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