ファミリーマートFC契約タイプ一覧|開業前に知る条件とメリット・デメリット

Qpick

本記事は、ファミリーマート(ファミマ)/セブン‐イレブン/ローソンの公式サイトに掲載されている内容をもとにまとめています。条件や金額は変更されることがありますので、最終判断は必ず最新の公式情報と担当者説明で確認してください。

最初に結論:契約タイプは4つ。選び方は「物件」「工事費」「体制」

ファミマの契約タイプは主に4つです。大きな違いは、土地・建物を誰が用意するかです。

  • オーナーが土地・建物を用意:1FC-A、1FC-B
  • 本部が土地・建物を用意:1FC-C、2FC-N

開業前の段階で迷ったら、次の3つから考えると整理しやすいです。

1)土地・建物を用意できるか
2)内装や設備の工事費をどこまで負担できるか
3)お店を回す体制(基本は2名体制が前提)を作れるか

ファミマの契約タイプ4つを表で整理(+ひとり加盟制度)

コンビニ各社契約タイプ比較表

公式の「加盟プロセス」にある条件を、重要ポイントに絞ってまとめました。

契約タイプ土地・建物内装設備の工事費契約期間主な前提(要点)本部フィー(本部へ払う割合の目安)
1FC-Aオーナー負担オーナー負担(※一部本部負担の注記あり)開店から10年土地・建物を用意できる月額営業総利益のうち 49%/39%/36%(3段階)
1FC-Bオーナー負担オーナー負担(※一部本部負担の注記あり)開店から10年土地・建物を用意できる月額営業総利益のうち 52%/42%/39%(3段階)
1FC-C本部負担オーナー負担開店から10年同居の夫婦等など2名で専業が基本月額営業総利益のうち 59%/52%/49%(3段階)
2FC-N本部負担本部負担開店から10年同居の夫婦等など2名で専業が基本月額営業総利益のうち 59%/63%/69%(3段階、6年目以降減額制度の注記あり)
  • 本部フィー:本部へ支払うお金のことです。ファミマは「月額営業総利益のうち何%」という形で示しています。
  • 月額営業総利益:商品売上から仕入れなどを引いた残り(一般に「粗利益」に近い考え方)に、営業収入を足したもの、と説明があります。

よくある誤解:契約時の150万円だけで全部が足りるわけではない

ファミマは、契約時に必要な資金として150万円(元入金)を提示しています。両替用現金や商品代金の一部になる、と説明されています。

一方で、開店準備では別の費用も出ます。公式でも、たとえば次の費用がかかる点が説明されています。

  • 従業員募集:開業時50万円ほどを想定
  • 各種許認可の手続き等の費用
  • 研修時の交通費・宿泊費
  • 開店後しばらくの生活費(売上が安定するまでの備え)

また、1FC-C/2FC-Nでは「開業資金のうち1,000万円程度を手元資金として用意」と記載があります。つまり、150万円だけで足りるわけではありません。

フランチャイズ(FC)加盟条件の超重要ポイント

  • 契約者は18歳以上70歳以下と記載があります
  • 1FC-C/2FC-Nは、同居の夫婦等など2名で専業が基本、と記載があります

この「体制」の条件がクリアできるかどうかで、選べる契約タイプが絞られます。

ひとり加盟制度(契約タイプとは別の「体制の支援」)

ファミマには「ひとり加盟制度」があり、条件を満たすと契約者単独でのFC契約が可能、と説明されています(開店時年齢など条件あり)。スタッフ募集費など最大70万円支援の記載もあります。

制度の詳細や適用可否は問い合わせが必要、とされています。1人で始めたい方は、早めに確認しておくと安心です。

ファミマFC契約タイプ別のメリット・デメリット

ここでは、表の条件から「何が楽で、何が大変になりやすいか」を、難しい言葉を避けて説明します。

1FC-A:土地・建物がある人向け(本部フィーはAの料率帯)

良い点

  • 土地・建物を自分で用意できるため、物件を活用して開業できる
  • 本部フィーは3段階で、表の数字だけを見ると1FC-Bより低い割合が示されています

注意点

  • 内装設備の工事費はオーナー負担が基本です(※一部本部負担の注記あり)。最初に出すお金が大きくなりやすいです
  • 物件の状態によっては改装が必要になり、想定より費用が増えることがあります(ここは個別事情によるため、推測になります)

1FC-B:土地・建物がある人向け(Aより本部フィーが高めの段階)

良い点

  • 1FC-Aと同様に、土地・建物を活用して開業できる
  • 本部フィーの決まり方(段階表)が明示されていて、見通しを立てやすい

注意点

  • 表の数字だけを見ると、1FC-Aより本部へ払う割合が高い段階になっています。どちらが合うかは、売上の見込みと初期費用の大きさで変わるので、担当者と「1か月の収支の試算」を必ず作って判断するのが安全です(ここは判断方法の提案で、結果の断定ではありません)

1FC-C:本部が土地・建物を用意(工事費はオーナー側)

良い点

  • 土地・建物は本部が用意すると明記されています
  • 契約時必要資金150万円が示され、研修費や開店準備費はいただかない、という説明もあります
  • 開店に転居が必要な場合、引越し費用30万円支援の記載があります

注意点

  • 内装設備の工事費はオーナー負担です
  • 2名体制が前提として書かれています。体制づくりが最初のハードルになりやすいです
  • 手元資金として1,000万円程度の用意が必要、と記載があります

2FC-N:土地・建物も工事費も本部が用意(投資を抑えたい人向け)

良い点

  • 土地・建物に加えて、内装設備の工事費も本部負担と明記されています
  • 本部フィーは3段階で示され、さらに6年目以降に減額される制度がある、と注記があります(詳細は問い合わせが必要)
  • 2FC-N契約店舗のみ、経営助成金を6〜10万円支払う(開店から5年間)という説明があります

注意点

  • 2名体制が前提です
  • 本部フィーは、表の段階を見ると、営業総利益が高い部分ほど本部へ払う割合が上がる形になっています。売上が伸びたときの取り分の感覚は人によって違うので、事前に試算して納得感を確認する必要があります。(詳細はこちら

収益の土台:最低保証と助成金(ただし利益の保証ではない)

「もし売れなかったら生活できないのでは」と不安になる方は多いです。ここは、公式が書いている範囲で整理します。

ファミマの最低保証は「年間の総収入2,000万円」と明記(24時間営業店舗)

ファミマは、金銭面のサポートとして「年間の総収入2,000万円を保証(24時間営業店舗の場合)」と説明しています。ただし同じページで「営業利益の保証ではありません」とも明記しています。

大切なのは、保証があるからといって「何もしなくてもお金が残る」わけではない点です。人件費、廃棄(売れ残り)、光熱費などで、手元に残る金額は変わります。

ファミマに明記されている主な支援(例)

  • 水道光熱費助成金:年間上限360万円の部分の90%を支払い
  • 店舗運営支援金:年間120万円
  • 24時間営業分担金:年間144万円
  • 店舗値下・廃棄ロスの原価の一部を本部が負担

これらは「売上を上げる仕組み」というより、「固定費や損失を支える仕組み」と考えると理解しやすいです。

他社比較:セブンイレブン・ローソンと何が違う?

「ファミマは他社より良いのか悪いのか」は、優先したいポイントで答えが変わります。そこで、できるだけ見比べやすい軸で整理してみます。

各社コンビニFC比較表

会社契約の種類(例)契約期間(例)開業時に本部へ払う金額の例水道光熱費などの支援の例最低保証の例(注意書きあり)
ファミマ1FC-A/B/C、2FC-N10年150万円(元入金)年間上限360万円の部分の90%年間総収入2,000万円(24h)/利益保証ではない
セブンAタイプ、Cタイプ15年A:315万円、C:260万円水道光熱費80%本部負担A:2,200万円、C:2,000万円(24h)/オーナー利益の保証ではない
ローソンFC-Cn、FC-5Cn、FC-Bn など10年/5年FC-Cn:310万円、FC-Bn:210万円光熱費50%本部負担、上限1ヶ月25万円FC-Cn:1,860万円、FC-Bn:1,980万円(例)/店の利益を保証するものではない

出典(公式)

比較で迷ったら、この順で判断するとブレにくい

  1. 自分が用意できるもの:土地・建物/内装工事費/手元資金
  2. 体制:2名体制が現実的か(難しいなら、ひとり加盟制度の適用可否を最優先で確認)
  3. 支援の厚さ:固定費(光熱費など)をどれだけ吸収してくれるか
  4. 契約期間:長期で勝負するか、見直ししやすさを重視するか

ここまで揃えてから、担当者と「月の収支(売上・粗利益・人件費・廃棄・家賃など)」の試算を作るのが、最短で失敗しにくい進め方です。

お客さんに来てもらう工夫と、負担を減らす仕組み(Qpickを並走)

契約タイプが決まっても、売上は「毎日の積み重ね」で変わります。難しい言葉を使わずに、やることを4つに分けます。

やることは4つ。全部を少しずつ同時に回す

1)店内で気づいてもらう(来た人に、もう1品買ってもらう)

  • 入口付近に「今おすすめ」を集める
  • ついで買いの組み合わせを作る(例:おつまみ+飲み物)

2)近所に知らせる(徒歩・自転車圏の人に思い出してもらう)

  • 許可が出る場所に小さく案内する
  • 近所の行事に合わせて商品を用意する

3)検索で見つけてもらう(スマホで探す人に対応する)

  • 店舗情報(営業時間・住所など)を正しくする
  • 写真を更新する

4)SNSで伝える(知っている人に思い出してもらう)

  • 週1回でもOK。「今ある推し」を写真1枚で出す

ここまでを「順番に」ではなく、「全部を少しずつ同時に」が現実的です(この考え方は一般論です)。

Qpickも同時に使う:在庫情報の共有を、そのまま発信にする

上の4つは大事ですが、毎日やり続けるのは負担が大きいです。そこで、当社サービスQpickを「並走」させる使い方もできます。

Qpickは、ユーザーが「いま欲しい商品」を探すときに、店舗の在庫情報を共有できる仕組みです。オーナー側が「売りたい商品(例:キャンペーン菓子、くじ、季節商品など)」の在庫情報を共有すれば、探しているユーザーへ情報を届けやすくなります。

ポイントは、SNSで毎回文章を考えるよりも、「在庫がある」という事実の共有だけで発信になるところです。運用の手間を軽くしながら、来店のきっかけを増やす使い方を目指します。

【募集】Qpickと情報連携して商品の宣伝を行いませんか?
在庫が余っている一番くじや季節商品など、宣伝したい商品を教えてください。

<Qpickが提供すること>
・宣伝する商品の在庫をQpickに掲載
・宣伝する商品と店舗をSNSで発信

上記以外の宣伝に関する相談も承ります。お気軽にフォームまでお問い合わせください。

ご相談フォームはこちら

※現在トライアル期間です。トライアル期間中は無料で対応致します。
※現在東京・大阪エリアのコンビニ(セブンイレブン・ファミリーマート・ローソン)が対象です。
※ご依頼状況によって店舗数・提供サービスを制限させていただく場合がございます。

以上、参考になれば幸いです。みなさまの事業の成功を願っております。

<関連情報>