住宅ローンのシミュレーションの多くは「今の金利」で毎月の返済額を計算します。しかし変動金利で借りている人が本当に知りたいのは、将来金利が上がったら、返済額がいくらになるのかではないでしょうか。
先に結論です。3,000万円を35年・変動0.5%で借り、5年返済した人の場合、金利が今より+2%上がると、毎月の返済額はおよそ7.8万円 → 10.3万円(+約2.5万円)に増える計算になります。銀行のシミュレーションは、この「上がったら」の数字を最初に見せてくれません。
下のツールは、あなたの借入額・金利・経過年数を入れるだけで、金利が+1〜+3%になったときの月返済額をその場で計算します。登録は不要です。
まず、あなたの場合を計算する
定年時に住宅ローンはいくら残る?
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| 金利シナリオ | 月返済額 | 現在との差 |
|---|
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モゲチェックで無料診断する(公式)なぜ、銀行のシミュレーションでは「上がったら」が見えないのか
銀行のシミュレーションは便利ですが、全国銀行協会の解説でも触れられているとおり、変動金利には「将来金利が上がる可能性」という特徴があります。それにもかかわらず、多くのツールは今の金利の返済額しか表示せず、将来の上昇を織り込みません。「変動は当面上がりにくい」という前提が長く続いたためですが、その前提は変わりつつあります。
日本銀行の金融政策では政策金利が1.00%まで引き上げられ(2026年6月時点)、主要銀行の変動金利も1%を超える水準まで上がってきました。「上がったらどうなるか」を自分の数字で持っておくことが、これまで以上に重要になっています。
シミュレーション結果の確認について

金利が+1〜+3%になったときの返済額
ツールの表は、金利が現在から+1%・+2%・+3%になったときの月返済額を示します。差額(=毎月いくら増えるか)を見て、その負担に家計が耐えられるかを確認してください。あわせて表示される手取りに対する返済比率も、金利が上がると当然上がります。
未払利息の発生ライン
表の下に出る未払利息の発生ラインは、変動金利で返済額が一定期間据え置かれた場合に、「利息が毎月の返済額を上回り始める」金利の水準です。これを超えると、返済しても元本が減らず、むしろ利息が積み上がっていきます。この水準はあなたの借入時金利と残りの期間で決まり、ツールが自動で計算します。
定年後への波及
金利上昇は、定年後に残る返済にも効いてきます。ツールには定年時点の残債も表示されるので、上昇シナリオと合わせて「老後に無理がないか」を確認しておくと安心です。定年時にローンがいくら残るかを詳しく見たい方は、住宅ローンは定年時にいくら残る?完済年齢がわかる無料シミュレーター【登録不要】もあわせてご確認ください。
上昇に備えて、今できること
金利上昇の負担を抑えるには、繰り上げ返済や返し方の見直しもありますが、最も直接的なのは金利そのものを下げること=借り換えです。ツールの「打ち手の価値」で見たとおり、金利の引き下げはこれからの総返済額に大きく効きます。
問題は、「自分が今より低い金利に借り換えられるのか」「いくら軽くなるのか」は条件によって変わることです。ここを無料で確かめられるのがモゲチェックです。スマホで数分・登録のみで、借り換えメリット額と、審査に通る確率まで分かります。運営は東証グロース市場に上場している株式会社MFSで、診断自体は無料です。上のシミュレーターで見えた「上がったときの負担」を、実際にどれだけ抑えられるかを確かめる第一歩になります。
よくある質問
- Q変動金利は今後どのくらい上がりますか?
- A
将来の金利は誰にも断定できません。だからこそ「+1%・+2%・+3%」と幅で試算し、どの水準まで家計が耐えられるかを把握しておくことが大切です。最新の動向は日本銀行の金融政策で確認できます。
- Q変動から固定に換えたほうがいいですか?
- A
一概には言えません。固定は金利上昇の不安を抑えられますが、足元では変動との金利差が大きい局面もあります。まずは自分の数字で「上がったらいくらか」を把握し、借り換えでどれだけ軽くなるかを比べて判断するのがおすすめです。
- Q借り換えは手間がかかりませんか?
- A
書類や審査は必要ですが、まずは借り換えメリットがあるかどうかをモゲチェックの無料診断で確かめてから動けば、無駄足になりにくくなります。
本記事の前提と出典
- 試算の前提:元利均等返済で計算しています。金利・諸費用は概算です。金利上昇シナリオは、現在のローン残高を残りの期間で再計算しています。
- 未払利息の発生ライン:返済額が据え置かれた場合に、毎月の利息が返済額を上回り始める金利の水準です。借入時の金利と返済期間から算出しています。
- 出典:日本銀行「金融政策」/全国銀行協会/【フラット35】(住宅金融支援機構)
- 更新日:2026年9月(政策金利など最新の数値は公開時に再確認)
