【電気代節約】家電の消費電力を調べるおすすめツール3選(ワットチェッカー・スマートプラグ・省エネ対応ルーター)

家庭の電気代を下げる近道は現状の見える化と自動化です。このページではワットチェッカーと消費電力モニター付きスマートプラグ、省エネ機能が使いやすいWi-Fiルーターをカテゴリ別に紹介します。

ワットチェッカー

選び方のポイント

  • 積算電力量や料金換算などの表示項目が十分か
  • 定格1500W対応と測定可能範囲の下限値
  • 料金単価設定やデータ保持の有無

サンワサプライ ワットモニター TAP-TST8N

  • 消費電力 積算電力量 使用時間 料金 CO2換算を本体で確認できる
  • 料金単価とCO2係数を機器内で設定できる
  • 定格1500Wで家庭用機器の計測に向く

リーベックス 節電エコチェッカー ET30D

おすすめポイント

  • 測定範囲5W〜1500Wで小電力の待機測定に強い
  • コンセントを抜いても測定データを約1年間保存
  • 表示精度や仕様が公開されており扱いやすい

スマートプラグ

選び方のポイント

  • リアルタイム消費電力と履歴の見やすさ
  • スケジュールや自動オフなどの自動化機能
  • 定格1500Wと過負荷保護などの安全仕様

TP-Link Tapo P110M

おすすめポイント

  • アプリで詳細な電力統計と請求額目安の推計が可能
  • スケジュールで電力単価が安い時間だけ動かす運用に向く
  • 小型で隣接コンセントを塞ぎにくい

SwitchBot プラグミニ JP

おすすめポイント

  • アプリで電気使用量のリアルタイム表示と履歴確認ができ、データエクスポートにも対応
  • 過負荷保護などの安全設計
  • SwitchBot製品と連携して不在時の一括オフなどが組みやすい

省エネ対応ルーター

選び方のポイント

  • 無線オフや省電力モードのスケジュール設定
  • EEEなど有線側の省電力機能の有無
  • 自宅の利用時間帯に合わせた運用がしやすいこと

NEC Aterm AM-AX3600HP

おすすめポイント

  • オートECOで未接続が続くと無線回路の一部を自動停止して消費電力を抑制できる。EEEも有効化可能。TWTはWi-Fi 6対応端末の省電力に有効。
  • 2.5GBASE-Tポート搭載で将来の高速回線にも対応しやすい。
  • AM-AX3600HPの商品仕様はWX3600HP同等レンジで、同シリーズのマニュアルが参照されている事例がある。

BUFFALO WSR-1500AX2L/N

おすすめポイント

  • このシリーズは節電機能に対応しており、スケジュールで省電力状態へ移行できます。無線LANオフやLED消灯、LAN側の省電力動作などを組み合わせ可能です。
  • WSR-1500AX2Sのマニュアルでは、節電機能としてランプの消灯、LAN有線の低速化や停止、LAN無線の停止が明記されています。L/Nも同系の節電メニューを持つモデル群です。

測定と設定の手順

  1. 対象家電を決める 待機がありそうな機器や稼働時間が長い機器を優先
  2. ワットチェッカーで現状の消費と待機を測定する
  3. スマートプラグでスケジュール制御とログ取得を開始する
  4. ルーターの省電力機能を設定し使わない時間帯の無線を止める
  5. 1〜2週間ログをとり削減効果を確認して設定を微調整する

安全上の注意

  • ワットチェッカーとスマートプラグの定格は1500Wまで 取扱説明書の禁止事項を遵守する
  • 壁面コンセントに直接差す タコ足配線や延長コード経由は避ける
  • 異常発熱や異臭を感じたらすぐ使用を中止する
  • ヒーターやドライヤーなど高出力の発熱機器にはスマートプラグを使わない