Uber Eats配達員に登録できる在留資格・できない在留資格【2026年最新・公式要件を整理】

ライフハック

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達パートナーは、外国籍の方であれば誰でも登録できるわけではありません。Uber公式サイトの登録要件では、新規登録できる在留資格が次の6つに限定されています。

  • 永住者
  • 特別永住者
  • 定住者
  • 日本人の配偶者等
  • 永住者の配偶者等
  • 特定活動(ワーキングホリデー)

この6つ以外の在留資格では、現在は新規登録ができません。よく誤解されやすい「留学」「技術・人文知識・国際業務」などの就労ビザ、「家族滞在」は、いずれもこのリストに含まれていません。本記事は、2026年9月時点でUber公式サイトに掲載されている登録要件をもとに整理したものです。在留資格に関する最終的な判断は出入国在留管理庁または行政書士などの専門家が行うものであり、本記事は個別のケースについて可否を判定するものではありません。

自分の在留資格を確認する方法

自分がどの在留資格に当たるかは、在留カードのオモテ面で確認できます。「在留資格」という欄に、永住者・定住者・留学などの種類が記載されています。特別永住者の方は、在留カードではなく特別永住者証明書が交付されています。

また、在留カードのウラ面には「資格外活動許可欄」があり、就労に関する許可の有無が記載されます。Uber Eatsの登録では、このウラ面を「就労許可の証明」として提出することになります。

上記6つのいずれかに該当する方は、この記事の後半で登録の流れをまとめています。該当しない方は、次のセクションで理由をご確認ください。

登録できない在留資格と、その理由

留学(留学生)

留学の在留資格では、現在Uber Eatsの配達パートナーに新規登録することはできません。留学生がアルバイトをする場合、通常は「資格外活動許可」を取得し、週28時間以内(学校の長期休業期間中は週40時間以内)という範囲で就労します。この包括的な許可があるため、多くのアルバイトが可能になっています。ただし配達の業務については、行政書士による解説によると、配達だけを行う業務は入管法の別表第1の1・2の表のどの在留資格にも該当しないため、個別の資格外活動許可が下りないと説明されています。この点は、就労ビザを持つ会社員が副業として配達を行う場合も同様とされています。

Uber公式サイトでは、2021年8月25日以前に「留学」の在留資格で登録済みの配達パートナーについて、6か月ごとに在留カードの現物確認と在籍機関への在籍確認を行うという記載が残っています。これは、この時期を境に新規の取り扱いが変わったことを示しています。

就労ビザ(技術・人文知識・国際業務など)

就労ビザは、その資格で認められた業務の範囲で働くための在留資格です。配達業務は、前述のとおりいずれの在留資格の活動にも該当しないとされているため、資格外活動許可の対象になりにくいと解説されています。Uber公式の登録可能リストにも含まれていません。

家族滞在

家族滞在は、Uber公式サイトの「登録可能な在留資格」のリストに記載がありません。この点は注意が必要で、インターネット上には「家族滞在でも登録できる」と説明している第三者のサイトが存在します。ただし現在の公式リストには含まれていないため、登録を検討している場合は必ずUberの公式サイトまたはサポートで最新の情報をご確認ください。

28時間などの稼働時間制限がある「特定活動」

特定活動の在留資格のうち、ワーキングホリデー以外で各種制限(28時間の稼働時間制限を含む)があるものは登録できないと、公式サイトに明記されています。

難民申請中の方

難民申請者の方は、雇用形態での就労しか認められていないため、配達パートナーとして登録することができないと公式サイトに記載されています。配達パートナーは雇用ではなく業務委託であるため、法律上稼働できないという整理です。

登録できる在留資格の方が進める手順

ここからは、登録可能な6つの在留資格に該当する方向けの内容です。

事前に用意しておくもの

在留資格の書類とは別に、次の3つが必要になります。手元にない場合は、登録の前に準備しておくと手続きが止まりません。

  • スマートフォン:登録はUberドライバーアプリから行います。登録の途中でSMS認証があるため、日本国内の携帯電話番号が必要になります。
  • 本人名義の銀行口座:報酬の振込先として、キャッシュカードの画像を提出します。名義がアカウント名と一致している必要があります。アプリに表示されるUber指定の金融機関の口座を登録してください。
  • プロフィール写真:注文者に公開される写真です。サングラス・マスク・帽子は不可で、免許証の写真を撮影したものや証明写真のデータは承認されません。正面を向き、肩から上が写るように撮影します。

口座の名義と、アカウントに入力する名前(身分証のローマ字表記)が食い違うと、審査で止まる原因になります。ミドルネームがある方は、パスポートの記載どおりに全て入力してください。

登録から稼働開始までの流れ

  1. アプリで登録・書類のアップロード:Uberドライバーアプリをダウンロードし、アカウントを作成して必要書類をアップロードします。
  2. 書類の審査:審査と確認の完了まで最大72時間かかります。
  3. 交通安全に関するテスト:完了すると、72時間以内にアカウントが有効になります。
  4. コンプライアンスセンターでの現物確認:外国籍の方は、在留カードやパスポートの現物確認が必要です。
  5. 利用条件に同意して稼働開始:アプリのホーム画面で「出発」をタップすると配達を開始できます。

日本国籍の方はオンラインだけで登録が完結しますが、外国籍の方はこの現物確認の分だけ手順が増えます。書類がそろっていても、この来訪が済むまでは稼働できません。

コンプライアンスセンターでの現物確認について

現物確認を行う場所や予約方法は、登録手続きの最後に配信されるメールに記載されます。拠点の所在地や営業日は変更されることがあるため、第三者サイトの情報ではなく、必ずこのメールの案内に従ってください。インターネット上には、かつて全国にあったパートナーセンターの住所を掲載している記事が残っていますが、現在は運営体制が変わっています。古い住所を頼りに出向いても手続きができない可能性があります。来訪の際は、アップロードしたものと同じ在留カードとパスポートの現物を持参します。有効期限が切れていないか、事前に確認しておいてください。

ワーキングホリデーの方が注意する点

特定活動(ワーキングホリデー)で登録する場合、他の在留資格と異なり「指定書」の提出が必要です。指定書はパスポートに貼付されているか、別紙で交付されている書類で、活動内容が指定されています。在留カードのウラ面とあわせて、就労許可の証明として提出します。また、ワーキングホリデーは在留期間が限られています。期間の満了が近づくと稼働を続けられなくなるため、始めるタイミングによっては稼働できる期間が短くなる点も踏まえて検討してください。

在留カードの更新期間は稼働できません

在留カードの変更許可申請中・更新許可申請中は、配達の稼働ができません。有効な在留カードをアップロードし直してから、稼働を再開することになります。この期間は数週間から1か月以上に及ぶこともあります。配達の収入を生活費に組み込んでいる場合、更新のタイミングで収入が途切れることを想定しておく必要があります。在留期間の満了日から逆算して、余裕を持って更新手続きを進めてください。更新後は、新しい在留カードの画像をアップロードするまで稼働を再開できません。カードを受け取ったら、すぐにアプリで更新しておくと空白期間を短くできます。

「日本語不要」「誰でもできる」という情報が広まった背景

配達の仕事について、日本語ができなくても始められる、在留資格を問わず働けるといった情報を見かけることがあります。こうした情報の多くは、数年前の状況をもとにしたものです。Uber公式サイトには、2021年8月25日以前に「留学」または28時間の稼働制限がある特定活動の在留資格で登録済みの配達パートナーについて、コンプライアンスセンターで6か月ごとに在留カードの現物確認を行う必要があるという記載が残っています。さらに「留学」で登録した方については、6か月ごとに在籍機関への在籍確認も行うとされています。

つまり、この時期より前は現在とは異なる運用がなされており、その当時の情報が更新されないままインターネット上に残っているケースがあります。在留資格の扱いは、法令や運用の変更によって変わります。数年前の記事や、知人から聞いた話をそのまま信じるのではなく、登録する時点での公式情報を確認することをおすすめします。

在留資格別・登録に必要な書類

登録可能な在留資格の方が用意する書類は、資格の種類によって異なります。

永住者・定住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等

  • 身分証明:在留カードのオモテ面、および パスポートの顔写真ページ・マイナンバーカード・運転免許証のいずれか
  • 就労許可の証明:在留カードのウラ面

特別永住者

  • 身分証明:特別永住者証明書のオモテ面
  • 就労許可の証明:特別永住者証明書のウラ面

特定活動(ワーキングホリデー)

  • 身分証明:在留カードのオモテ面、およびパスポートの顔写真ページ
  • 就労許可の証明:在留カードのウラ面、および指定書

これらに加えて、配達方法を問わず共通で必要な書類として、プロフィール写真、身分証明書、キャッシュカードがあります。原付やバイクを使う場合は、運転免許証、ナンバープレート、自賠責保険証などが追加で必要です。

外国籍の方だけに必要な手続き:現物確認

外国籍の方が登録を完了するには、コンプライアンスセンターで在留カードやパスポートの現物確認が必要になります。書類をアップロードするだけでは完了しない点に注意してください。詳しい案内は、登録手続きの最後に配信されるメールに記載されます。

また、在留カードの変更許可申請中・更新許可申請中は稼働できません。有効な在留カードをアップロードしてから稼働を再開する必要があります。更新のタイミングによっては稼働できない期間が生じるため、余裕を持った手続きをおすすめします。

国籍を問わず共通の注意点

年齢・職業の条件

配達パートナーの登録には18歳以上であることが必要です。また、自衛隊など副業を禁止されている公務員は登録できません。

車両に関する条件

自転車で登録する場合でも、いくつか注意点があります。「フル電動自転車」や「ペダル駆動の電動自転車(モペット)」は、道路交通法上は自転車ではなく原動機付自転車として扱われます。これらを配達に使う場合は原付として登録する必要があり、運転免許証、ナンバープレート、賠償責任保険が求められます。自転車として登録したままこれらの車両を使用していることが判明した場合、アカウントが停止される可能性があるとされています。また、キックボードやスケートボードは、電動か人力かを問わず配達に使用できません。自転車の防犯登録は法律で義務化されています。

アカウントは1人1つ

登録できるアカウントは、自分の名前で1つのみです。複数のアカウントを作成すると、それらのアカウントは無効になります。アカウント名は身分証明書に記載されている実名をローマ字で入力し、ミドルネームがある場合はパスポートの記載と一致するよう全て入力してください。

迷ったときの確認先

自分の在留資格で登録できるかどうか判断がつかない場合は、次の順番で確認することをおすすめします。

  1. Uber公式サイトの登録要件ページを確認する。登録可能な在留資格のリストが掲載されています。
  2. Uberのサポートに問い合わせる。個別の状況について案内を受けられる場合があります。
  3. 出入国在留管理庁または行政書士に相談する。在留資格に関する最終的な判断や、資格外活動許可の可否については、専門家に確認するのが確実です。

在留資格に関わる判断を誤ると、その後の在留に影響が及ぶ可能性があります。少しでも不明な点がある場合は、登録を進める前に確認してください。

まとめ

  • Uber Eatsの配達パートナーに新規登録できる外国籍の在留資格は、永住者・特別永住者・定住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等・特定活動(ワーキングホリデー)の6つです。
  • 留学、就労ビザ、家族滞在、28時間制限のある特定活動、難民申請中の方は、公式の登録可能リストに含まれていません。
  • 配達の業務は入管法上のどの在留資格の活動にも該当しないとされ、個別の資格外活動許可が下りにくいと解説されています。
  • 公式の登録条件として、日本語で基本的なコミュニケーションができることが求められています。
  • 外国籍の方は、コンプライアンスセンターでの現物確認が必要です。
  • 最終的な判断は、Uberのサポート、出入国在留管理庁、行政書士などに確認してください。

登録可能な在留資格をお持ちで、実際の登録手順を知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。必要書類や、登録から初回配達までの流れをまとめています。

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参考にした情報

※本記事の内容は2026年9月時点の情報です。登録要件や入管の運用は変更される場合がありますので、最新の情報は必ず公式サイトでご確認ください。